2009-09-22 (Tuesday) [長年日記]
■ なぜひぐらしは人気があるのか
すでに記憶から薄れつつあり、正確なタイトルをタイプしようとすると間違えていかがわしいもののタイトルになってしまいそうなので「ひぐらし」でいきます。 ひぐらしについて先日友人が「なんでこんなに人気があるのか意味がわからない」というような意見をもらしていた。 それについて自分なりに考えてみたのでまとめておく。
思っていることの結論から書くが、 個人的にはひぐらしには純粋に終わった作品としてみたときの面白さはない。 若干ゆとりっぽいカンジのするオタクが過去の歴史として振り返ると そこそこ楽しめる作品なので人気があるのではないかと思う。
なぜ、ひぐらしがあれほど人気があったかと冷静に振り返ると、 ネットでの口コミということろに戻ることが出来ると思う。 実際、ファンタジーな要素がどれくらい含まれるか不明な作品の謎解きに 同人ゲーム界隈は沸き、ネットの掲示板にはあらゆる憶測、推測が書き込まれ、 それぞれがそれぞれの推論を完成されるために周囲を新たなプレイヤーに巻き込み、 ひぐらし人口は増えていったように感じる。
ファンタジーな要素がどれほど含まれているか不明なまま人気を得たひぐらしは その後、ネタばらしのフェイズを終えてもその人気はいっこうに衰えるところを見せなかった。 こうなるとすでに同人ゲーム、ノベルゲームとしては成功が確定しているように思える。 あくまで憶測になるが、この手のゲームをプレイする層の多くは歴史をたどる傾向にあると思う。 AirをプレイしたユーザがKanon, ONEとその歴史をたどるように、 ひぐらしを元にしたネタがあれば原作に回帰していくことが必然となっている。 その回帰はユーザによって促され、さらに輪の中で回帰していない人間は時に孤独感さえ抱くこともあるだろう。
今日もニコニコ動画で東方動画をみて幻想郷へ旅立つ人たちは絶えない。 ひぐらしMADをみて雛見沢へ旅立つ人たちも、また、絶えないのだと感じる。









ご存知のように解答編が発売されたあたりで、<br>「本格的ミステリをうたっておきながら、<br> このファンタジー要素の多さは何だよ!<br> そりゃ、100人に1人も分かるわけないじゃん!」<br>といった罵倒にも近しい論調が公式掲示板や周辺の掲示板に<br>かなり長い間あふれ返っていたわけですが、<br>その後で各種メディアミックス展開が行われ、<br>新たな層を獲得して今に至るわけです。<br><br>僕が呟いていたのは、「人気があるのがおかしい」と思っているというより、<br>公式掲示板の論調はいかに変遷していったのかとか、<br>メディアミックス展開以降のファンは<br>内容にファンタジー要素ありきで<br>作品を読み進めることになったと思うのだが、<br>どう言った受け取り方をしたのかなーとか、<br>あるいは、初期に本格ミステリーとしてストーリーをネタにわいわいやってた人たちは<br>ネタバレ以降どうひぐらしと付き合ったのかなーとか<br>に興味があるっていう話なんですよ。はい。
メディアミックス展開以降というか、ネタバレ知りつつ楽しく読み進めた人っていないのかもね。<br>初期に本格ミステリーとしてストーリーをネタにわいわいやっていた人たちの反応はこんなところかなぁ。<br>ttp://taka.no32.tk/diary/20090923.html#p01